Mohammed Ali Melhem
この説明は正しいですか? 1.「透く」は自動詞です。「透き間が生じる・できる」、「物を通して見える」という意味がある。 例: 「歯(の間)が透いている」、「木の間を透いて光が漏れる」。 2.「透かす」は「透く」の他動詞です。 例: 「板を透して作った縁台」、「ここのところをもう少し透かしたほうがよい」、「ガラスを透して見る」。 3.「透ける」は自動詞です。「物を通して、その中や向こう側が見える」という意味がある。 例: 「この紙は透ける」、「肌が透けて見える」。 でも、「透く」と「透ける」はどう違いますか?それに、「透ける」は「透く」の可能動詞として使うことができますか?
٢٧ يناير ٢٠٢٠ ١٥:٠٣
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https://www.youtube.com/watch?v=ojffcvkUluo****1:教科書的回答 >この説明は正しいですか? 特にまちがいはないと思います。正しいです。 >でも、「透く」と「透ける」はどう違いますか? 「すける」の構造は「すけ(すく、の連用形)」」+「る(自発の助動詞)」です。 >それに、「透ける」は「透く」の可能動詞として使うことができますか? 使えません。可能動詞をつくれるのは、基本的に五段活用の動詞だけです。 「すける」は下一段活用です。 ****2:別の回答、 私は先ほどの「教科書的な回答」があまり好きではありません。なぜか? 自動詞:縮む、縮まる 他動詞:抜く、抜かす、 自動詞:抜ける、抜かる 他動詞:合わす、合わせる 自動詞:見る、見える、 他動詞:見せる、見させる、 他動詞:合う、合わさる 自動詞:まじる、まざる 他動詞:まぜる、まじえる 自動詞:ひらく、ひらける 日本語には、こういう「見た目も意味も似たような動詞」がたくさんある。すごく、めんどくさい。で、それに対して、自動詞・他動詞とか言っても区別にならない。自動詞・他動詞は西洋文法のモデルで便利だから私も使うが、こういうときはあんまり役に立たない。だって、日本語では、同じ自動詞、同じ他動詞の中に、似たような複数の言葉がある。その言葉の違いを説明するための抽象概念が必要。 その抽象概念とは「自発 vs 人為」だと思う。これは自動詞・他動詞とは似て非なるもの。日本語は、ある動作が「自然に自発的に無作為に生じたもの」なのか、それとも「人為的に作為的にけっこう無理矢理に生じせしめたもの」なのか、その区別をつけたがる傾向がある。 古語には一つの動詞で自動詞、他動詞を兼ねるものがけっこうある。「つぐ」「ぬく」「ちぢむ」など。しかしそれでは自発か人為かはっきりしない。そこで「ぬく」から「ぬける(自発)、ぬかす(人為)」が生まれ、「ちぢむ」から「ちぢまる(自発)、ちぢめる(人為)」が生まれる。しかし、それだけでは終わらない。「あう」が「あわせる(人為)」になると、「人為的に合わせた結果、自然にぴったりくっついた」という「あわさる」ということばが生まれる。こうして次々、似たような言葉がつくられる。「すく」が「すける(自発)、すかす(人為)」になるのも同じような話だと思う。 (おわり)
٢٨ يناير ٢٠٢٠
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