第6回:日本のキャッシュレス化の現状 The current situation of going cashless in Japan
第6回:日本のキャッシュレス化の現状 The current situation of going cashless in Japan
05:32
22. Juni 2022
Beschreibung
【今日の質問】※解答はスクリプトの下にあります。 ①日本のキャッシュレス決済で一番割合が多いものは何ですか。 ②最近、日本で人気を伸ばしているキャッシュレス決済は何と何ですか。 ③日本はどの国よりキャッシュレス決済率が高いと言っていますか。 【スクリプト】 こんにちは、Japanese with Yoshikoへようこそ!今日は「日本のキャッシュレス化の現状」についてお話しします。今日のフレーズは「とはいえ」です。意味を知らない人はどういう意味か想像しながら聞いてみてくださいね。 日本へ来たことがある人は分かると思いますが、日本ではまだまだ現金でしか払えない店が多いです。しかし、経済産業省の2021年のデータによると、キャッシュレス決済比率は32.5%となり毎年堅調に上昇しています。内訳はクレジットカードが27.7%、デビットカードが0.92%、電子マネーが2.0%、コード決済が1.8%でした。日本のキャッシュレス決済の主流はクレジットカードですが、最近は審査不要で発行できるデビットカードやスマホで簡単に支払えるQRコード決済が人気を伸ばしています。「Paypay」や「LINE pay」などPayとつくものがスマホ決済です。また、事前チャージ型の電子マネーも便利です。特にSuicaやpasmoなどの交通系電子マネーは電車によく乗る人が持っているので、コンビニでの買い物などちょっとした買い物によく使われます。 他の国のキャッシュレス決済比率はというと、 韓国(94.7%)、中国(60%)、カナダ(62%)、オーストラリア(59%)、シンガポール(57.6%)、スウェーデン(48.9%)、アメリカ(47%)、フランス(44.8%)、ドイツ(17.9%)で、ドイツよりは多いという結果になりました。国によってどんなキャッシュレス決済が多いかが全く異なります。 (「日本のキャッシュレスの現状と目標」経済産業省 商務・サービスグループ キャッシュレス推進室) どうして日本ではキャッシュレス決済があまり普及していないのでしょうか。理由は主に4つあります。「現金への信頼性の高さ」「治安の良さ」「ATMの利便性」「レジ処理の正確さ」です。私の周りではなぜか現金にこだわる人もまだ多いですね~。パン屋や100円ショップなど買い物額が少額になるお店は現金のみ対応、またはそういうお店でもpaypayというスマホ決済は扱っているというケースがあります。 とはいえ、毎年地味にキャッシュレス決済率は伸びており、2019年10月に消費税率が上がったのと同時に始まったキャッシュレス・ポイント還元事業がさらにキャッシュレス化を加速させました。少子化による人手不足に対応でき、外国人観光客が現金がなくて困ったということがないようにキャッシュレス決済ができる店が増えればいいなと思います。日本へ行く予定のある皆さん、田舎を観光したり、バスに乗ったり、小さなお店に入る時にはある程度の現金は用意しておきましょう! どうでしたか?皆さんは普段どうやって支払いますか。今日のフレーズは「とはいえ」でしたね。前文の内容を認めながらも、後文ではそれに反したり矛盾したりすることが続くときに使い、「とは言っても、~とは言うものの」と同じように使います。通常は文中で使いますが、今回のように文頭で使うこともできます。それでは例文です。「まだ5月とはいえ、もう30度越えの暑い日が続いています。」「父はもう70歳とはいえ、毎日ランニングするくらい元気です。」皆さんも「とはいえ」を使ってみてくださいね♪それでは、またバイバーイ。 【今日の質問の解答】 ①クレジットカード決済 ②デビットカード決済とQRコード決済 ③ドイツ
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Japanese with Yoshiko(スクリプト付)
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