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こんにちは、Mikaです
このポッドキャストでは私の日々の出来事を通じて、
日本語をより身近に楽しく感じられたら嬉しいです。
短い間ですがリラックスした気分でどうぞお付き合いください。
さて今日は "あいまいな日本語" についてお話ししようと思います。
まず ”あいまい" の意味とは "はっきりしない" とか "わかりにくい" といった意味です。
漢字で "あいまい" と書くことができますか。
"あいまい" という漢字もこの機会に覚えてくださいね。
話は戻りますが、”あいまいな日本語" とはどんな言葉があると思いますか。
例えば "大丈夫です" という言葉があります。
レストランでコーヒーを飲んでいる時に店員さんから
「コーヒーのおかわりはいかがですか?」と言われて
「はい、大丈夫です」とか、
会社の人に「明日ランチに行きませんが?」と言われて
「大丈夫です」とか、こんな感じで日本人は「大丈夫です」という言葉をよく使っています。
「大丈夫」という言葉は Yes でも No でも使われるので
その状況や雰囲気で Yes なのか No なのかを判断しなければいけません。
ですから日本語学習者にとって判断することはとても難しく
"あいまいな言葉" となります。
では、、 Aさん「明日ご飯を食べに行きませんか?」
Bさん「大丈夫です」
この場合の「大丈夫です」は「行きません」もしくは「行けません」の意味になることが多いです。
では何故ここで「大丈夫です」とあいまいな言葉を使うのか?
それはご飯を食べに行きませんか?と誘ってくれた相手に
「行きません」とか「行けません」とはっきり言うよりも
あいまいな言葉で相手が少しでも傷つかないように...と考えている日本人が多いからだと思います。
"あいまいな日本語" は確かにわかりづらく、少し理解するのが難しいかもしれませんが
”相手を傷つけたくない" とか "悲しい思いをさせたくない" など
相手に対する "思いやりの心" が詰まっています。
このポッドキャストの後に "あいまいな日本語" を聞いた時は
それはあなたに対する "日本人の優しさ" として受け止めてあげてください。
Yesなのか Noなのか 判断することが難しい時には
「どちらの意味ですか?」とはっきり聞いてもいいと思います。
それでは今日も笑顔の多い1日を!
またね~
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