「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪
“Make Sense of Japanese in 5 Minutes” is a podcast for people learning Japanese.
① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes.② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level.③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen!
【台本/Script】
こんにちは!今日は8月15日木曜日です。「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ。私は日本語の先生、みわです。今日は、「もう」と「まだ」の使い方についてお話しします。
まず、「もう」について説明します。「もう」は、何かがすでに終わったことを表す言葉です。例えば、「もう宿題をしました。」という文があります。この文は、「宿題が終わった」という意味です。他にも、「もうご飯を食べました。」や「もう旅行に行きました。」という使い方ができます。「もう」を使うときは、過去の形で使うことが多いです。
次に、「まだ」について説明します。「まだ」は、何かが終わっていないことを表す言葉です。例えば、「まだ宿題をしていません。」という文があります。この文は、「宿題が終わってない」という意味です。他にも、「まだご飯を食べていません。」や「まだ旅行に行っていません。」という使い方ができます。「まだ」を使うときは、「〜ない」や「〜ません」などの否定の形で使うことが多いです。
では、「もう宿題をしません。」という文はどういう意味でしょうか?これは「これから先、宿題をすることはありません。」という意味になります。未来のことを否定する表現になります。使い方には注意が必要です。
では、例文を見ながら、「もう」と「まだ」を使った質問の作り方を簡単にご紹介します。
まず、「もう」を使った質問の例を3つ紹介します。
1. もう朝ごはんを食べましたか?
2. もう作文を書きましたか?
3. もうお風呂に入りましたか?
「もう」を使った質問では、何かがすでに終わったかどうかを確認します。
次に、「まだ」を使った質問の例を3つ紹介します。
1. まだ朝ごはんを食べていませんか?
2. まだ作文を書いていませんか?
3. まだお風呂に入っていませんか?
「まだ」を使った質問では、何かが終わっていないかどうかを確認します。
ほかに、「まだ朝ごはんを食べますか?」という否定の形を使わない質問について説明します。「まだ朝ごはんを食べますか?」という質問は、「今、相手が朝ごはんを食べている状況で、もっと朝ごはんを食べたいですか?」という質問になります。今している行動を続けていくかどうかを知りたいときに使います。
「もう」と「まだ」を使った質問は、日常会話でとてもよく使います。この2つを上手に使い分けることで、自然な会話ができるようになります。
それでは、みなさんに問題です。次の文の中で「もう」と「まだ」の使い方が正しい文はどれですか?
1. 「もう宿題をしていません。」
2. 「まだ宿題をしました。」
3. 「もう宿題をしました。」
正解は「3. もう宿題をしました。」です。
今日のポッドキャストはここまでです。「もう」と「まだ」の違いについて、楽しんでいただけましたか?これからも日本語の勉強を続けて、いろいろな言葉や表現を覚えてくださいね。また、質問やリクエストがあれば、ぜひコメントやメッセージで教えてください。
それでは、また明日もお会いしましょう。またね!