Today I'm talking about "Otsukimi (Viewing Moon)".
I saw the news of moon viewing on TV this morning. The harvest moon of thie year was September 10th. It was yesterday. The beautiful moon was on TV, but I didn't see it yesterday. OMG!
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こんにちは。
今朝、テレビを見ていたら、お月見のニュースをしていました。
きのうの夜、9月10日 土曜日、京都、大覚寺(だいかくじ)の大沢池で 「観月祭」が催されたそうです。
雲が多かったようですが、その雲を抜けて 月が顔を出すと、月見に来ていた人たちが、スマホで月の写真を撮ったり、うっとりと空を眺めている様子がテレビに映し出されていました。
私はというと、せっかくのお月さまを 眺めることもせず 仕事をしていました。
8月のカレンダーをめくって、「ああ、もう9月か。もうすぐお月見だな」とおもいながらも、結局、私は何もしませんでした。
お月さまが満月になるのは、年に何度もあることですが、この時期のお月さまは「中秋の名月」と言って、特別なものとして扱われています。中秋とは 秋の真ん中のことで、名月は秋の夜に昇る大きくてまん丸な満月のことです。
「月を愛でる」ということばがあります。日本人だけでなく、地球上のあらゆるところに 月を愛でる人たちがいると思います。
その証拠に、月を歌った歌はたくさんあります。
日本では、「月」「証城寺の狸囃子」「荒城の月」「朧月夜」「雨降りお月さん」などなど
海外では『ティファニーで朝食を』の「ムーン・リバー」、ジャズのスタンダートナンバー「フライ・ミー・トウ・ザ・ムーン」など、
月の夜を楽しむ歌もあれば、悲しい恋の物語を歌う歌もあります。
むかしむかしに書かれた日本の短歌でも 月は歌われています。
月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど(大江千里)
めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな(紫式部)
心にもあらで うき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな(三条院)
「月の短歌、俳句」で ネット検索すると、なんとたくさんの歌が出てくることでしょう。
恋心をうたったもの、亡くなった人を想って歌ったもの、故郷への想いをうたったものなど、いろいろあります。
見ている月は みんな同じはずなのに、月は ひとりひとりに 違う風景を見せてくれているのかもしれませんね。
さて、私は1日おくれのお月見を 今夜 しようと思っています。
今日は 「お月見」をテーマにお話ししました。
最後まで聞いてくれてありがとうございました。
それでは、またね。 さようなら。