Rafael
「混」と「交」はどう違いますか。それに、「混ざる」と「混じる」、「混ぜる」と「交える」はどう違いますか。 1。インターネットで調べて、「混」は区別ができないことで、「交」は区別できることです。しかし、「交ぜる・交じる・交ざる」の例文はあまり見つけませんでしたので、こういう書き方は使われますか。 2。インターネットで、「混じる」と「混ざる」は基本的に同じ意味です。あるページで「混じる」は「そういう状態にあること」で、「混ざる」は「そういう状態になること」だと書いてある一方、別ので「混じる」は「取り出せない状態」で、「混ざる」は「違いがすぐに分かる状態」だと書いてあります。前者はちょっと分かりませんが、「混じる」は描写だけで、「混ざる」は行為ということですか。そして、後者は「混」と「交」の違いと似ているじゃないでしょうか。そして、「油は水と混ざらない」っていう意味は「取り出せない・分けられないことにならない」でしょうかね。だから「油は水と混じらない」と書いた方が良いんじゃないでしょうか。 3。「交える」は「混ぜる」と同じですが、後で分けることだそうですが、そうなら、どして「交える」の代わりに「交ぜる」を使いませんか。そして、「私情を交える」の例文、分けることはどうできますか。この場合では別の意味がありますか。 迷惑をかけて、どうもすみません!
Oct 6, 2018 6:40 AM
Answers · 10
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砂糖と砂糖は、まぜられないです。同じものだから。 砂糖と塩なら、まぜられますよ。でも、いったん、まぜたら、もう区別つかないですけどね。どっちも白いし。 **** 中間結論 -「混ぜる・混じる」が他動詞・自動詞のペア - 「混ざる」はおそらく誤り発音(の慣用化) (↑ 上記は意見変更。コメント欄を参照) - 「交える・交わる」は、「まぜる」の関連語(同根)だが、とりあえず別の単語と考えた方が良い。 ※混ぜると交えるに意味が重なるところはほぼない。 ※ 例:急ぐ(いそぐ)と忙しい(いそがしい)は、明らかに同根だが、とりあえず別の単語と考える方が便利。 ーーーーーーーー 以下、「私情と推測」を交えて書きます。 *** 日本語と中国語は別に考えよう。 まぜる、まじる、まざるは日本語です。 でも「混」「交」は究極のところ、中国語です。 >インターネットで調べて、「混」は区別ができないことで、「交」は区別できることです。 と質問文にあります。しかし、上記のような話は、たいてい当てになりません(often wrong )。 「混」「交」は知りませんが「まじる」について言えば、「性質の違うものを加える」ことです。 (同じものは混ぜられない)。 *** 「まざる」はたぶん適当発音語。 >あるページで「混じる」は「そういう状態にあること」で、「混ざる」は >「そういう状態になること」だと書いてある一方、別ので「混じる」は >「取り出せない状態」で、「混ざる」は「違いがすぐに分かる状態」だと書いてあります。 こういう話も当てになりません(often wrong)。あるいは、正しいのか正しくないのか判別できません。だって文法的根拠が書いていないから。だったら、そんなの、どうにでも言えますよね。impossible to tell right or wrong, because it is groundless。 というわけで、色々な人がドヤ顔で適当なことを言い、その意見は検証不可能な形で相互矛盾しているので、Raphaelさんはそれを読んで悩むことになる、と。 以下、私なりに文法的根拠に基づいて記します。 まじる =  「まじ(まずの連用形)+いる(入る)」だと予測します。 「まざる」は、他の自動詞・他動詞ペアから類推された、誤り発音だと予測しています。 (他動詞・自動詞) 上げる・上がる 下げる・下がる 分ける・分かる 掛ける・掛かる 助ける・助かる と、こうなると次は、 混ぜる・混ざる と、つい言いたくなるんですよね。 でも「混ざる」じゃなくて「混じる」なんですけどね。 というわけで「まざる」=「まじる」です。 どっちが正しい言葉かというと、「まじる」の方かな。 *** 交 vs 混 交は、まず「一対一」のイメージかなと。 「交際」とか、「一戦、交える」とか。 あと、「向き合って、たがいちがいになる」イメージですかね。 「交差」「交流」「交通」とか。 *** ちょっと余談ですけど。 「とる」に対して 「取る」の他に (写真を)撮る (草花を)採る (栄養を)摂る (虫を)捕る (お金を)盗る (賞金を)獲る (指揮を)執る (※ 発音は全部、「とる」) など「色々、書き方があるので、正しく使い分けましょう」とかよく言うんですけど、なんか、めんどくさいな~、と。 いいんですよ、分からなかったら、ひらがなで「とる」って書いておけば。 あと、どうせ会話では関係ないですからね。発音はぜんぶ「とる」だし、pitch accent も同じですから。 そういう漢字(=中国語)のマニアックな知識よりも重要なことがあります。 それは、「とる」の「と(TO)」は「手(TE)」から来ているということ、どんな漢字を当てようと、すべては「手を使って自分のものにすること」という点では共通していること、です。 そこが分かると、「いそぎ、と、とりいそぎ」とか「たてる、と、とりたてる」「つける、と、とりつける」という言葉の意味の違いも分かってきます。 ****「交ぜる」? はじめて聞きました。 >「交える」は「混ぜる」と同じですが、後で分けることだそうですが、 >そうなら、どして「交える」の代わりに「交ぜる」を使いませんか。 わたしはRaphaelさんの質問を読むまで、まぜるが「交ぜる」と書けることを知りませんでした。へ~、そうなんだ、知らんかった-、という。 でも、「交ぜる」という字はこれからも使いません。書くなら「混ぜる」か、「まぜる」か、どちらかで十分。それで困ることもないと思います。 漢字の書き分けはマニアックですからね。「ほどほど」にしておかないと。
October 6, 2018
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>「交える」は「混ぜる」と同じですが、後で分けることだそうですが、そうなら、どして「交える」の代わりに「交ぜる」を使いませんか。そして、「私情を交える」の例文、分けることはどうできますか。この場合では別の意味がありますか。 交えるは、やり取りすること。(意見を交える、一戦を交える、など) または、中に一緒に入れること。(先生も交えて話し合う、子どもを交えて遊ぶ、など) 交差させること。(膝を交える、など) 交ぜるは、一緒にしても後から区別が可能なもの。(男と女、猫と犬など) いかがでしょうか。 yuki
October 6, 2018
To put it simply 混ぜる is a transitive verb and 混じる/混ざる is an intransitive verb. A transitive verb requires an object of the verb but an intransitive doesn't.
October 7, 2018
>インターネットで、「混じる」と「混ざる」は基本的に同じ意味です。あるページで「混じる」は「そういう状態にあること」で、「混ざる」は「そういう状態になること」だと書いてある一方、別ので「混じる」は「取り出せない状態」で、「混ざる」は「違いがすぐに分かる状態」だと書いてあります。前者はちょっと分かりませんが、「混じる」は描写だけで、「混ざる」は行為ということですか。そして、後者は「混」と「交」の違いと似ているじゃないでしょうか。そして、「油は水と混ざらない」っていう意味は「取り出せない・分けられないことにならない」でしょうかね。だから「油は水と混じらない」と書いた方が良いんじゃないでしょうか。 「混ざる」と「混じる」は確かによく似た使い方をしますね。 「混ざる」はそういう状態に【なる】ことを表すのに対し、 「混じる」の方は「混じった/混じっている」などの形でそういう状態に【ある】ことを表します。 「白髪混じりの頭」とは言っても、「白髪混ざりの頭」とは言いません。 この場合は状態性(そういう状態にあること)を表すからです。 逆に「油は水と混ざらない」と【そういう状態にならない】ことを示しますが、「油は水と混じらない」というふうに、【そういう状態にない】わけではないのです。他の例でたとえると、「この水には砂糖が混じっている」と使うのが一般的ですね。 yuki
October 6, 2018
>インターネットで調べて、「混」は区別ができないことで、「交」は区別できることです。しかし、「交ぜる・交じる・交ざる」の例文はあまり見つけませんでしたので、こういう書き方は使われますか。 「交ぜる」「交じる」「交ざる」を使った例文は、こんな感じです。「休み時間に友達に交じってドッジボールをしました。」とか「私もなかまに交ざらせて。(なかまに入れて)」「彼もあなたのグループに交ぜてあげてはどうでしょうか。」
October 6, 2018
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