「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪
“Make Sense of Japanese in 5 Minutes” is a podcast for people learning Japanese.
① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes.② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level.③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen!
こんにちは!今日は8月26日月曜日です。「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ。私は日本語の先生、みわです。今日は、日本の都道府県(とどうふけん)についてお話しします。日本には47の都道府県があって、「都(と)」「道(どう)」「府(ふ)」「県(けん)」の4つの種類に分かれています。皆さんは、これらについて知っていますか?また、昔東京などは、今とは違う名前で呼ばれていたことを知っていますか?今日はその点について詳しくお話しします。
まず、日本の47都道府県について説明します。「都」は、日本の首都である東京に使われています。東京都です。まず、東京都が1つあります。
次の「道」は、北海道のことです。東京都の場合、東京と言うこともできますが、北海道の場合は「北海」だけで言うことはありません。北海道は1つです。
次に「府」は、大阪府(おおさかふ)と京都府(きょうとふ)の2つです。昔、日本の政治や文化の中心でした。今でも重要な地域です。
そして、残りの43の地域はすべて「県(けん)」が使われます。たとえば、福岡県(ふくおかけん)や愛知県(あいちけん)などです。これで、全部足すと47。47の都道府県があります。都道府県という言葉はニュースにもよく出てくるので、覚えておきましょう。
実は、これらの地域は、昔違う名前で呼ばれていました。旧国名(きゅうこくめい)です。旧国名についてお話ししましょう。
現在の東京都は、昔「江戸(えど)」と呼ばれていました。
北海道は、昔「蝦夷(えぞ)」と呼ばれていました。
続いて、大阪府と京都府についてです。大阪は昔摂津(せっつ)、河内(かわち)、和泉(いずみ)、京都は山城(やましろ)、丹波(たんば)、丹後(たんご)と呼ばれていました。なぜ、それぞれ名前が3つあるのでしょうか。
実は、昔の地域と今の地域では、違う形で分けられていて、それぞれの地域に名前がありました。昔は、現在の都道府県とは違う地図でした。インターネットで「旧国名(きゅうこくめい)」と調べると、昔の地図が見られます。見てみると、とてもおもしろいですよ。
これで、日本の都道府県と旧国名についてお伝えしました。皆さんも日本を旅行するときに、現在の名前だけでなく、昔の名前や歴史にも目を向けてみると、もっと楽しくなるかもしれません。
ここで、皆さんに問題です。日本には全部でいくつの「府」がありますか?
1. 1つ
2. 2つ
3. 3つ
もう一度、問題を言います。日本には全部でいくつの「府」がありますか?大阪府と京都府のことを思い出してください。答えは「2.2つ」です。
今日のポッドキャストはここまでです。都道府県について楽しんでいただけましたか?このポッドキャストは、毎日日本時間の朝7時ころにお送りしています。聞き取りづらいと感じたら速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントやメッセージで教えてください!それではまた、明日もお会いしましょう。またね!