「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。
② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。
③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪
“Make Sense of Japanese in 5 Minutes” is a podcast for people learning Japanese.
① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes.
② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level.
③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen!
【台本/Script】
こんにちは。今日は7月1日月曜日、皆さん、「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ。私は日本語の先生、みわです。今日は信号機の色についてお話しします。信号機は、道を安全に歩いたり、安全に車が走るために道にあるものですね。
信号機の色、知ってますか?
信号機の色は青と赤と黄色です!でも、青の信号は実際には緑色に見えますよね?なぜ日本では信号の色を「青」と言うのでしょうか?今日はその理由について詳しくお話しします。
まず、信号機の色について確認しましょう。
信号機には三つの色があります:
• 赤:止まれ
• 黄色:注意
• 青:進め
では、どうして青信号は実際には緑なのに、青信号と呼ぶのでしょうか?実は、これは日本語の歴史と関係があります。
昔の日本語では、「青」という言葉は今より広い意味を持っていました。青という言葉は、今の「青」と「緑」の両方の意味があります。
例えば、「青りんご」という言葉があります。青りんごは実際には緑色ですね。でも、昔から日本語ではこれも「青」と呼んでいます。また、「青菜(あおな)」も緑色の野菜のことをいいます。
さらに、「青々とした木」という表現もあります。変に思えますが、変ではありません。これは、木の葉がとても緑で元気が良いことを意味します。例えば、「青々とした木々が広がる森」という風に使います。このように、緑色のものを「青」と表現することは、昔から日本語でよく見られることです。
ですから、信号機の緑色も「青」と呼ばれるようになったのです。
ここで、皆さんに問題です。なぜ日本では信号の緑を「青」と呼ぶのでしょうか?
1. 昔の日本語では、青という言葉にも緑の意味が入っていたから
2. 信号機の色が昔は青だったから
3. 信号機の色を決める人が間違えたから
正解は「1. 昔の日本語では、青という言葉にも緑の意味が入っていたから」です。
今日のポッドキャストはここまでです。信号機の色についての話、楽しんでいただけましたか?信号機を見るたびに、今日のお話を思い出してくださいね。質問やリクエストがあれば、コメントやメッセージで教えてください。
それでは、また明日もお会いしましょう。またね!