Açıklama
はい、こんにちは洋平先生です。今日は”すごい”に関して話したいと思います。
え~、”すごい”は「い形容詞(けいようし・adjective)」ですね。色々な意味があります。いい意味にもなるし悪い意味にもなる。たくさんという意味にもなる便利な「い形容詞」です。
うん。えー。形容詞はふつう形容詞の前に置くことができませんよね。
形容詞はふつう、名詞(めいし・noun)の前に置きます。「高い山」、「甘いおかし」、「 危険(きけん)な場所」、などですよね。で、例えば
✕このラーメン屋のしょうゆラーメンは『安いおいしい』。
これ、間違いですよね。 もう一つ、
✕森さんの仕事は『こわい危険(きけん)です』。
これも言うことができません。 えー、ちょっと形容詞を変えて、
・「安くておいしい」です。
・「こわくて危険です」
これは言うことができますよね。ですから形容詞を2つ使うときは、ちょっと変えなければいけない。”い形容詞”は『〇〇くて、〇〇』 というふうにしなければいけません。”な形容詞”は「〇〇で〇〇」ですね。(例)「危険で危ない」とかですよね。でも、カジュアルな会話では、この”すごい”は形容詞の前に置くことができます。
え、例えば
・社長の犬はすごいかっこいいよ。
これ、オッケーです。他にも
・今日の試験(しけん)すごい簡単(かんたん)だった。
これもオッケーですね。”簡単”は”な形容詞”ですけど、な形容詞の前でも言うことができます。
えですから、え、”すごい”は”とても”と使い方が似ている所がありますね。”とても”は、副詞(ふくし・adverb)ですよねえ。例えば「とてもすずしい」、「とても快適(かいてき)」 などと言うことができます。うん。これら形容詞の前にとてもを置いたパターンですよね。
えー、でも”とても”は文の終わりに置くことができません。
例えば
✕私はとてもです
これはおかしな文ですよね、言うことができません。でも”すごい”は形容詞なので、文の終わりに置くことができます。
・私はすごいです。
・彼のギターのスキルはすごいですよ。
などと言うことができます。
えーっとでも最初にも言いましたがこれはカジュアルな表現(ひょうげん)で、本当はこの『すごい+形容詞』は、文法的(ぶんぽうてき)にまちがいなんです これわかる人はいますかね。
本当は”すごい”ではなく、”すごく”と言わなければいけないんですね。例えば、さっきの文章(ぶんしょう)で言うと、
・社長の犬はすごくかっこいいよ。
・今日の試験(しけん)すごく簡単(かんたん)だった。
と言うと、これは正解(せいかい)なんですよ。ですから、みなさんの日本語の試験では、”すごく”と言わなければいけない。ですが、「すごい+形容詞」はこれはとってもよく使われます。
ふつう、え~文法をまちがえた言葉をインターネットでけんさくしてもあまりヒットしないんですよね。
でも、すごい+形容詞,例えば「すごい高い山」、「すごい甘いおかし」 などで調(しら)べてもたくさん出てきます(ヒットします)。うん、つまり、まあよく日本人に使われているということですよね。
はい、いかがですか、知っていました?知らなかった?はい、じゃあ、えー、今日も聞いていただいてありがとうございました。勉強がんばってください。バイ!
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