関西人(かんさいじん)のしゃべり~オノマトペ~ Speaking style of kansai people~onomatope~
04:00
8 Haziran 2022
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8 Haziran 2022
Açıklama
関西の人は関東の人より、会話の中でオノマトペをよく使うと言われています。関西人の私がふだんどんなオノマトペを使っているかを話します。
It is said that people in Kansai use onomatope in their conversation more often than people in Kanto. I tell you what onomatopoeic words I usually use as a Kansai person.
(全文)
友人とドライブをしていたときのことです。
途中で、とても見晴らしのいいところに来ました。そこで、私は「うわ~、すうっと向こうまで、めちゃくちゃよう見えるわ~」と友だちに言いました。
すると、友だちは笑いながら、「関西人はほんまに、オノマトペが多いなあ」と言いました。「この道を まっすぐシュっと行ったらいい」とか「そこの角をきゅっと曲がって」とか言うやんと言うのです。
たしかに・・・。私もよくオノマトペを使っています。さっきの「すうっと向こうまで、めちゃくちゃよう見えるわ~」は、「何も遮るものがない、じゃまするものがないので、遠くまでよく見えますね。」という意味です。
はやくしてほしいときは、「さっさとして」 走るのが遅い車がいたら「前の車、のろのろ遅いなあ」、よくしゃべる人がいれば「ぺちゃくちゃ、ようしゃべるなあ」、友だちが大きな声で笑っていれば「なにゲラゲラ笑ってるの~?」などなど。あげればきりがありません。
私が教えている生徒さんたちも、オノマトペが出てくると、たいてい「それはどういう意味ですか」と聞きます。
外国の方にはわかりずらいオノマトペですが、私たちにとっては、なくてはならないコミュニケーションツールです。 オノマトペを使って話すと、どんな様子かよくわかるし、会話のリズムやテンポがよくなっているように思います。
たとえば、
「車、きれいになりましたね。」より、「車、ピカピカですね。」と言われたほうが、車が光るくらいきれいな感じがします。
「この布団、やわらかくて気持ちいいね」より、「この布団、ふかふかで気持ちいいね!」のほうが布団のやわらかさがよく感じられます。
こんなふうに使われているオノマトペですが、関東より関西に住んでいる人がよく使うそうです。関東とは茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都6、関西は県大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県の2府4県のことです。ちょっと聞いたところでは、江戸時代から関西は関東の武士文化つまり侍の文化に対して、商人文化、商売をする人たちの文化が栄えていたためとか。オノマトペが会話を豊かにし、商売がうまくいくのに役立ったそうです。
だから、今でも関西に住む人たちは、オノマトペをたくさん使って話しをするんですね。
だぶだぶ、ブカブカ、キツキツ、ぴったり、ゆったり・・・これは何の話をするときに使っていると思いますか?ぜひ、調べてみてくださいね。