「自サ変、他サ変」は「自動詞・サ行変格活用、他動詞・サ行変格活用」のことです。
自動詞/他動詞の区別は分かりますか?詳しい説明は省きますが、もし分からなければまた質問してください。
この場合は、自動詞としても他動詞としても使えるということです。
自動詞としての使い方:放送に供する、実用に供する、研究の用に供する
他動詞としての使い方:茶菓子を供する、墓前に花を供する
「サ行変格活用」は日本語文法の用語で、簡単に言えば「’する’と同じ変化です」という意味です。発する・熱するなど「~する」がつく言葉は基本的に同じです。ただし、「さする」「すする」「こする」「かする」「擦る・刷る(する)」のように、偶然「する」がついているけど活用はregularというものもいくつかあります。
(例)
発する・発しない・発します・発して (irregular)
こする・こすらない・こすります・こすって (regular I)
>ーじる と -する の 対応動詞の場合は 意味はどこに違いますか?
どうして「信じる」は「信する」ではなく「信じる」なのか?ということでしょうか?これは私の推測ですが、意味の違いではなくて、発音上の問題だと思います。「する・じる」の前が「う」「ん」だと「~じる」になる確率が高いです。
「~じる」がつく言葉は「感じる」「通じる」などがあり、「信じる」と同じ変化をします。ただし、これもやはり「いじる」「かじる」のように偶然「じる」がついているけど活用は違うものがあります。
(例)
信じる・信じない・信じます・信じて (regular II)
かじる・かじらない・かじります・かじって (regular I)