朗読 『手袋を買いに』その4 Buying Mittens #4
朗読 『手袋を買いに』その4 Buying Mittens #4
01:27
2023年11月13日
描述
Reading a book in Japanese ''Buying Mittens'' #4 (Written by Nankichi Niimi) 『手袋を買いに』新美南吉・著 第四話 You can practice shadowing, and repeating with this reading and the text below. Besides, it's helpful to study Kanji. 😊 📚My lessons: https://www.italki.com/ja/teacher/6185061 暗い暗い夜が 風呂敷のような影をひろげて 野原や森を包みにやって来ましたが、 雪はあまり白いので、包んでも包んでも 白く浮びあがっていました。 親子の銀狐は洞穴から出ました。子供の方は お母さんのお腹の下へはいりこんで、 そこからまんまるな目をぱちぱちさせながら、 あっちやこっちを見ながら歩いて行きました。 やがて行手に ぽっつり あかりが一つ 見え始めました。それを子供の狐がみつけて、 「母ちゃん、お星さまは、  あんな低いところにも落ちてるのねえ」 とききました。 「あれはお星さまじゃないのよ」 と言って、その時 母さん狐の足は すくんでしまいました。 「あれは町の灯なんだよ」 【Kanji】 暗い・・・くらい 夜 ・・・よる 風呂敷・・ふろしき 影 ・・・かげ 野原・・・のはら 森 ・・・もり 包みに・・つつみに  来ました・きました 雪 ・・・ゆき 白い・・・しろい 浮かび・・うかび 親子・・・おやこ 銀狐・・・ぎんぎつね 洞穴・・・ほらあな 出ました・でました 子供・・・こども お母さん・おかあさん お腹・・・おなか 目 ・・・め 見ながら・みながら 歩いて・・あるいて 行きました・いきました 行手・・ゆくて 一つ・・ひとつ 見え始め・みえはじめ 狐 ・・・きつね 母ちゃん・かあちゃん お星さま・おほしさま 低い・・・ひくい 落ちている・おちている 言って・・いって 足 ・・・あし その時・・そのとき 町 ・・・まち 灯 ・・・ひ
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