「〜の」と「〜こと」の使い方
「〜の」と「〜こと」の使い方
04:42
2024年8月28日 04:09
說明
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。 ① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪ “Make Sense of Japanese in 5 Minutes” is a podcast for people learning Japanese. ① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes.② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level.③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen! こんにちは!今日は8月28日水曜日です。「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ。私は日本語の先生、みわです。今日は、日本語の中でもよく使われる「の」と「こと」についてお話しします。この2つ、使い方に悩んだことはありませんか?今日は、その違いを確認していきましょう。 まず、「の」と「こと」について簡単にお伝えします。「の」も「こと」も、動詞を名詞のように表現するときに使います。 例えば  • 「日本語を勉強するのは楽しいです。」 • 「日本語を勉強することは楽しいです。」 この2つの文、どちらも「の」と「こと」を使っていますが、意味はほとんど同じです。このように、「の」と「こと」の両方が使える場合もあれば、使い方を分ける場合もあります。 まずは、「の」だけを使う場合について説明します。「の」を使うのは、頭の中で、はっきりと形が想像できるときです。たとえば、「犬が走るのを見ました。」という文では、犬が走る姿がはっきりと想像できます。このように、「の」は、実際に目に見えるものや聞こえる音など、感じ方に関係する動詞と一緒に使われます。 たとえば、 • 「子どもが遊ぶのを見ていました。」 • 「友達が歌うのを聞きました。」です。 また、「止める」を使う時は「の」を使います。 たとえば、「妹がお菓子を買うのを止めました」です。 次に、「こと」だけを使う場合についてです。「こと」は、はっきりと形が想像できない場合に使います。たとえば、「会議の時間が変わることを伝えてください。」という文では、時間が変わるという内容を伝えていて、はっきりとした形は想像できません。この場合、「こと」を使うのが自然です。 たとえば、 • 「この決まりを守ることが大切です。」 • 「いつも一緒にいることを約束します。」 また、「です」「できる」「ある」「する」「なる」が続く場合も「こと」を使います。 たとえば、   •  「趣味はアニメを見ることです。」   •  「日本に住んだことがあります。」 「の」と「こと」の使い方は少し難しいですが、大丈夫です。基本は「の」を使っていきましょう。頭の中で、はっきりと形を想像できない時と、「です」「できる」「ある」「する」「なる」などが続く時だけ「こと」を使いましょう。 それでは、ここで皆さんに質問です。次の文で正しい使い方はどれでしょうか? 1. 「子どもが遊ぶのを見ています。」 2. 「子どもが遊ぶことを見ています。」 3. 「1」も「2」も正しい もう一度、言います。1.2.3.。この場合、目に見える行動を示しています。答えは「1. 子どもが遊ぶのを見ています。」です。 今日のポッドキャストはここまでです。「の」と「こと」の違いについて、楽しんでいただけましたか?このポッドキャストは、毎日日本時間の朝7時ころにお送りしています。聞き取りづらいと感じたら速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントやメッセージで教えてください!それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
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