お月見(おつきみ)Viewing Moon
お月見(おつきみ)Viewing Moon
04:03
2022年9月11日
説明
Today I'm talking about "Otsukimi (Viewing Moon)". I saw the news of moon viewing on TV this morning. The harvest moon of thie year was September 10th. It was yesterday. The beautiful moon was on TV, but I didn't see it yesterday. OMG! *********************************************************** こんにちは。 今朝、テレビを見ていたら、お月見のニュースをしていました。 きのうの夜、9月10日 土曜日、京都、大覚寺(だいかくじ)の大沢池で 「観月祭」が催されたそうです。 雲が多かったようですが、その雲を抜けて 月が顔を出すと、月見に来ていた人たちが、スマホで月の写真を撮ったり、うっとりと空を眺めている様子がテレビに映し出されていました。 私はというと、せっかくのお月さまを 眺めることもせず 仕事をしていました。 8月のカレンダーをめくって、「ああ、もう9月か。もうすぐお月見だな」とおもいながらも、結局、私は何もしませんでした。 お月さまが満月になるのは、年に何度もあることですが、この時期のお月さまは「中秋の名月」と言って、特別なものとして扱われています。中秋とは 秋の真ん中のことで、名月は秋の夜に昇る大きくてまん丸な満月のことです。 「月を愛でる」ということばがあります。日本人だけでなく、地球上のあらゆるところに 月を愛でる人たちがいると思います。 その証拠に、月を歌った歌はたくさんあります。 日本では、「月」「証城寺の狸囃子」「荒城の月」「朧月夜」「雨降りお月さん」などなど 海外では『ティファニーで朝食を』の「ムーン・リバー」、ジャズのスタンダートナンバー「フライ・ミー・トウ・ザ・ムーン」など、 月の夜を楽しむ歌もあれば、悲しい恋の物語を歌う歌もあります。 むかしむかしに書かれた日本の短歌でも 月は歌われています。 月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど(大江千里) めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな(紫式部) 心にもあらで うき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな(三条院) 「月の短歌、俳句」で ネット検索すると、なんとたくさんの歌が出てくることでしょう。 恋心をうたったもの、亡くなった人を想って歌ったもの、故郷への想いをうたったものなど、いろいろあります。 見ている月は みんな同じはずなのに、月は ひとりひとりに 違う風景を見せてくれているのかもしれませんね。 さて、私は1日おくれのお月見を 今夜 しようと思っています。 今日は 「お月見」をテーマにお話ししました。 最後まで聞いてくれてありがとうございました。 それでは、またね。 さようなら。
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