「さむらい」と「武士」のちがいを学ぼう!
「さむらい」と「武士」のちがいを学ぼう!
04:34
2024年8月7日 08:08
説明
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。 ① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。 ② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。 ③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪ “Make Sense of Japanese in 5 Minutes” is a podcast for people learning Japanese. ① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes. ② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level. ③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen! 【台本/Script】 こんにちは。今日は8月7日水曜日です。「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ。私は日本語の先生、みわです。今日は、日本の歴史の中でよく出てくる「侍(さむらい)」と「武士(ぶし)」の違いについてお話しします。 みなさんは、侍や武士が好きですか?かっこいいですよね。でも、その違いは知ってますか?実は、私は知りませんでした。今回、このポッドキャストのために調べました。 まず、「武士」について説明します。武士は、武器を持って戦う人のことです。戦うことが仕事で、昔の戦争の時によく働きました。武士は、地方の大きな力を持ってる人達や農民たちが、自分たちの土地を守るために、武器を持って戦ったことから始まりました。743年に「墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)」という法律ができて、新しい土地を自分のものにできるようになったので、地方の優れた人達は土地を大きくして、武士になりました。 次に、「侍」についてです。「侍」は、地位が高い人のために働く人のことを指します。「侍」という言葉は、昔の言葉「候ふ(さぶらう)」からきていて、「見て、守る」という意味や「周りを注意して、よく見る」という意味があります。実は、侍は、武士の一種です。侍は武士の中でも特に地位が高い人のために働いた人たちでした。 ここで、武士と侍の違いを整理しましょう。武士は、戦うことが仕事で、武器を持って戦います。侍は、地位が高い人のために働く人たちのことを指します。侍は武士の一種ですが、特に高い地位を持つ人たちでした。 ただ、日本人でも侍と武士の違いを知ってる人はほとんどいません。それは、江戸時代(1603年〜1868年)に起こったことと関係しています。江戸時代になると、戦争が少なくなり、武士のほとんどが地位が高い人のために働くようになりました。そのため、武士と侍の違いがだんだんとなくなり、同じような意味で使われるようになったのです。 ここで、皆さんに問題です。「侍」と「武士」の違いは何ですか? 1. 侍は地位が高い人のために働き、武士は戦うことを仕事にする人たち全体を指します 2. 武士は地位が高い人のために働き、侍は戦うことを仕事にする人たち全体を指します 3. 侍も武士も同じ意味 正解は「1. 侍は地位が高い人のために働き、武士は戦うことを仕事にする人たち全体を指します」です。 今日のポッドキャストはここまでです。「侍」と「武士」の違いについて、楽しんでいただけましたか?これからも日本語の勉強を続けて、いろいろな言葉や表現を覚えてくださいね。質問やリクエストがあれば、コメントやメッセージで教えてください。それでは、また明日もお会いしましょう。またね!
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