第11回:日本の先輩・後輩文化 Senpai and Kouhai culture in Japan
第11回:日本の先輩・後輩文化 Senpai and Kouhai culture in Japan
05:20
2022年9月21日
說明
【今日のフレーズ】 ときめく 【今日の質問】※解答はスクリプトの下にあります。 ①先輩・後輩関係はいつごろから始まりますか。 ②後輩は先輩に対してどのように話さなければならないですか。 ③私がバレーボール部に入っていた時、後輩に対してどういう気持ちを抱いていましたか。 【スクリプト】 こんにちは、Japanese with Yoshikoへようこそ!皆さん、お元気ですか?今日は、「日本の先輩・後輩文化」について話したいと思います。本日のフレーズは「ときめく」です。意味を知らない人はどういう意味か想像しながら聞いてみてくださいね。 皆さんは「先輩・後輩」という言葉を聞いたことはありますか。日本の学園アニメを見たり、日本に留学、または日本の会社に就職したことがある人はなんのことかわかるでしょう。今から先輩・後輩とは何か、そして私の経験談をお話します。 まず、先輩・後輩とは日本の主に年齢によるヒエラルキーで、だいたい中学から始まり、会社の中にも存在します。年齢が低い後輩は、年齢が高い人、つまり先輩を敬わなければなりません。小学校では、生徒同士なら学年に関わらずフレンドリーに話します。しかし、中学生になるとほとんどの人が部活に入るため、自然と先輩・後輩という関係を学んでいきます。部活では具体的にどう敬うかというと、後輩は先輩に対して敬語を使うことはもちろん、準備・片付け・球拾いなどの雑用をし、先輩だけが使えるスペースや物があります。同じ部活ではない年上の人に対しても「先輩」という感覚を持つ人が多いと思います。大学に入るともっと年齢がバラバラになるし、部活に入る人が減るので、もう少しフランクな関係になりますが、それでも上級生に対しては基本的に敬語を使います。学年が違っても年が同じ場合は、年が違う人よりも仲良くなる可能性が高いです。年齢が同じと分かった瞬間に急に打ち解けてタメ口になることもよくあります。 会社では先に入社した人が先輩になります。といっても1年以内などそんなに入社時期が変わらない場合は先輩という意識はあまりないと思います。転職した場合、2-3歳しか変わらず、上司でなければ、カジュアルな関係になりえます。上司・部下という関係だけではなく、先輩・後輩という関係でも先輩が食事を奢る場合があります。 入学・入社が同じ人のことを同期といい、同期とは特別な関係を築きます。部活でも会社でも苦楽を共にするので、強い絆を結ぶのです。特に部活の同期は一生の友達になることが多いですね。 私が中学生、高校生だった時は部活の先輩は憧れの存在でした。バレーボール部に入っていたのですが、先輩皆が素敵に見え、「●●先輩みたいになりたい!」という気持ちが常にありました。後輩に対しては、「かわいいなあ〜」という気持ちです。高校生になるとさすがに自分より上手い後輩がわんさかいましたが、後輩は可愛がりたい存在でした。部活以外ではというと、下級生の女子生徒が上級生の男子生徒に恋心を抱くのは珍しくありません。私も中学一年生の時は、バレー部の同期2人と一緒に隣で活動していたバスケットボール部の3年生3人にときめいていました。会社は、企業文化によりますが、同期で同じチームや別のチームで昇進した人に対してはカジュアルな関係性を保っていました。 どうでしたか?今日のフレーズは「ときめく」でしたね。「ときめく」の一つ目の意味は「喜びや期待などでどきどきする」です。二つ目の意味は「その時にもてはやされている」です。例文です。「女性がときめく言葉10選」「今晩、今をときめくモデルが登場します!」それではまた、ばいばーい! 【今日の質問の解答】 ①中学 ②敬語を使って話す ③「かわいいなあ~」という気持ち
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