ビジネスシーンの様々な場面で英語力を求められることも増えてきた昨今、「ビジネス英語を習得したいけど、毎日忙しくて勉強する時間がない」という社会人の方も少なくないのではないでしょうか。

そんな毎日時間に追われている社会人におすすめのビジネス英語勉強法は、学習アプリです。

スキマ時間を使っていつでもどこでも、携帯一つで学習ができるアプリは忙しい社会人にぴったりの勉強法です。

そこで本記事では、米大で国際経済を4年間学んだ筆者が本気でオススメするビジネス英語学習アプリを6個、インプット系(リーディング・リスニング)とアウトプット系(スピーキング・ライティング)に分けて紹介します。

ビジネス英語アプリのおすすめ|インプット

まずはインプット系(リーディング・リスニング)のスキルを磨けるアプリからです。
読む・聞くと言った動作を通して、頭の中に英語をインプットしていきます。
 

インプット①:mikan

mikanはTOEFLやIELTS、英検など目標にあわせた英単語学習できるアプリです。アプリ内課金はあるものの、基本的には無料で十分に語彙力のアップが図れます。
自分のレベルにあった英単語10個を30秒で学習するアプリで、ゲーム感覚で楽しむことができます。音声もついているため、正しい発音を毎回確認することができるのもポイントです。
ビジネス英語には専門用語も多くあり語彙力を高めるのは不可欠であるため、スキマ時間に楽しく単語を学習できるmikanは非常におすすめです。

(無料)

インプット②:レシピー

レシピー(旧POLYGLOTS)はニュース英語を学習できる人気アプリで、英語のニュースを通じてフォーマルな表現やビジネスなどの専門用語を学ことができます。
時事問題やビジネスニュースなどを取り上げているため、英語と実生活のイメージの関連付けがしっかりと行え、難しい表現でも頭に入りやすいのが特徴です。
通勤時などのスキマ時間に、いつもなら日本語でニュースを読むところをレシピーに変えるだけで、実用的なビジネス英語のリーディンング練習をすることができます。

(一部有料)

インプット③:TED

TEDは様々な業界のプロフェッショナルによる、バラエティ豊富なトピックのプレゼンを無料で視聴できるアプリです。テクノロジーや医学・科学・心理学・文化人類学など、テーマの数は2,000以上にものぼり、自分の興味や業界に合わせて動画を選ぶことができるので、飽きずに学習しやすいことが特徴です。
その業界の一流の人たちが、一般の人でもわかりやすいように楽しく話してくれるプレゼンなので、無理なく動画の視聴が可能です。また、プロのプレゼンを聞くことで、自分でも使えるプレゼンスキルのヒントを得ることもできるでしょう。
日本語と英語を含む様々な言語の字幕がついているので、シャドーイングや文字起こしの練習にもおすすめのアプリです。

(無料)

ビジネス英語アプリのおすすめ|アウトプット

次に、アウトプット系(スピーキング、ライティング)のアプリを紹介します。
書く・話すといった動作を通して、今までに得た英語力をアウトプットしていきます。

 

アウトプット①:italki

italkiは生徒と講師を繋ぐオンライン英会話型の言語学習プラットフォームで、利用者は全世界で500万人以上にものぼります。様々な言語のプロ講師やチューターが全世界に2万人以上登録しており、生徒は自分の性格やニーズにあった講師を選べることが特徴です。
講師はマンツーマンの日常英会話練習やライティングの添削、ディスカッションの練習など、生徒のニーズに合わせた英語学習のサポートをしてくれます。
ビジネス英語の習得を目的とした場合、自分の講師とシチュエーションを設定したロールプレイで実践的なスピーキングの練習を行うのがおすすめです。
さらにitalkiは講師に自分の現状を客観的に判断してもらえる点が魅力的です。

(講師とのレッスンは有料)

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italkiにはプロの資格を持った経験豊富な講師がたくさんいます。 さあ!言語学習の旅を始めよう。

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アウトプット②:スピークバディ

スピークバディはAIと英会話練習を行うことでスピーキング力の向上を図るアプリです。音声認識やデジタル音声など最先端のAI技術を用いて開発されたアプリで、AIとの会話であるにも関わらず自然なフリートークができます。
アプリは日本人に多くみられる「英語の学習経験はあるにもかかわらず、いざ英語で話そうとすると言葉が出てこない人」のために開発され、オンライン英会話や英会話スクールでいきなりネイティブスピーカーと話すのはハードルが高い人でも、AIとなら気楽に始められるのが特徴です。

(一部有料)
 

アウトプット③:IDIY

IDIYオンライン英文添削サービスで、会員数は5万人以上・英文添削実績は40万件以上を誇るアプリです。IDIYでは、翻訳家や教員・校正者といった英語のプロによる英文添削が24時間いつでも受けられるのが特徴で、AIには判断できない微妙なニュアンスの違いやより適した単語選びなど、高精度の添削が人気のサービスです。
ビジネス英語には欠かせない資料作成やビジネスメールの書き方などを練習しチェックしてもらうことで、ライティング力を強化することができます。

(有料)

ビジネス英語をアプリで学習するメリット

筆者おすすめの英語学習アプリを紹介しました。
ここからは、なぜアプリを利用した学習がビジネス英語の学習に向いているのか、メリットを紹介します。

メリット①:費用を安く済ませることができる

スクールに通ったり参考書を購入するなど、ビジネス英語を本気で勉強する場合にはある程度の費用がかかります。
しかし英語学習アプリの多くはダウンロードや様々な機能が無料で使え、アプリ内課金があったとしても月々数千円ほどの低コストで済むことが多いでしょう。
講師とマンツーマンでレッスンを受けられるオンライン英会話でも、無料キャンペーンや割引をしていることが多く、英会話スクールに通うよりも低価格で勉強を続けることができます。
アプリを使用した英語学習は、自分の予算に合わせて気軽にスタート・継続できるため、費用面が心配な方には非常におすすめの学習方法です。

 

メリット②:スキマ時間で学習できる

日本の社会人は、毎日仕事が忙しくなかなか英語学習に割ける時間が見つからないという人も多いかと思います。月曜から金曜までフルで働いて週末は数時間の英会話スクールとなると、なかなか大変そうな印象を受けます。
しかし、英語アプリなら通勤中や休憩中のスキマ時間で気軽にコツコツとビジネス英語を学習することができます。10分でも5分でも時間を見つけたらサクッとアプリで勉強することで、忙しい社会人でもビジネス英語の習得が目指せます。

 

メリット③:継続がしやすい

英語アプリでの学習は、低価格かつスキマ時間の有効活用ができるため、忙しい社会人でも続けやすいです。
お財布への負担も少なく週末も犠牲にする必要がない英語アプリでのビジネス英語学習は、気軽に始められて継続もしやすいでしょう。
習い事や勉強をなかなか続けられたことがないという方には、アプリでの学習を始めてみることをお勧めします。

ビジネス英語アプリの選び方

最後に、効率的にビジネス英語を習得できる英語アプリの選び方を紹介します。

 

選び方①:自分の英語レベルに合わせる

まずは、そのアプリで自分の英語レベルにあった学習ができるのか確認しましょう。
簡単すぎても難しすぎても、意味のある学習を続けることはできません。自分が成長できる学習がそのアプリでできるのか、しっかりとチェックしておくことが大切です。

 

選び方②:無料か有料かで選ぶ

自分のビジネス英語学習の予算を設定し、それにあったアプリやサービスを選びましょう。
質の高い無料英語アプリも多い昨今、かける値段が高ければ良い、安ければ悪いといったことはありません。自分のバジェットにあったアプリを利用するようにしましょう。

 

選び方③:学習内容で選ぶ

自分が学びたいことを学べるアプリを選びましょう。
ビジネス英語の習得を目指す人の多くにはきっと明確な目標があるかと思います。
「海外のクライアントと交渉したい」「英語のビジネスメールを翻訳機なしで書きたい」
自身の目標・目的にあった学習内容を提供しているアプリを探すことを心がけてみてください。

まとめ

忙しい社会人が継続しやすいビジネス英語習得法、英語学習アプリの紹介をメリットから選び方まで解説しました。

【インプット系おすすめアプリ】
mikan
レシピー
TED

【アウトプット系おすすめアプリ】
italki
スピークバディ
IDIY

ビジネス英語習得の鍵は、インプットしたことをアウトプットする練習をすることです。頭に入っている知識を「使える英語」にするためにも英会話練習は欠かさず行いましょう。

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