語学の勉強を頑張ろうと挑戦する人は数多くいますが、ほとんどの学習者が途中で挫折したり諦めてしまうと言われています。
そのため、語学力を伸ばす秘訣は「継続」と言われるほど、続けることはとても大切なことです。今回は韓国語初級者の方向けに韓国語の勉強法について紹介します。
韓国語学習の始め方についても触れていますので、韓国語を勉強したいけど、何からやったらいいか分からないという方にもおすすめです。
韓国語の勉強を挫折せずに楽しむためにも、勉強法についてもしっかり学んでおきましょう。
ぜひ自分に合った勉強法が見つかったら自身の勉強に取り入れてみてくださいね。
初心者が韓国語を勉強する順番
最初は韓国語の何から勉強していいのか悩んでしまいますよね。とりあえず、悩んだ時はこの順番でやれば大丈夫!まずはハングルから覚えていきましょう。
順番①:ハングル(反切表)の読みを勉強する
韓国語はアルファベットとは違い、ハングルという独自の文字が使われているので、文字の読み方と仕組みについて学んでいきましょう。韓国語学習の最初の関門はなんといってもハングルの読みを覚えることです。
ハングルの読み方を調べると、日本のあいうえお表のような反切表というものがたくさん出てきます。
あまりの文字の多さに最初は驚いてしまうかもしれませんが、基本的には子音14種類と基本母音10種類の合計24個を覚えれば完了です。
覚えた後はローマ字のように組み合わせて読めばいいので、自然に反切表に書いてあるハングルが全て読めるようになります。
勉強のコツとしてはある程度読めるようになったら、どんどん次の勉強に進んでいきましょう!ずっとハングルの読み方にこだわっていても面白くないですし、勉強を進めれば自然にハングルが読めるようになってきます。
順番②:発音を勉強する
ハングルをある程度覚えたら発音の練習も並行して行いましょう。
子音や基本母音の読み方は日本語にもある発音なので、あまり悩むことはないですが、ㅖ、ㅙなどの2重母音は少し苦手意識を持つ方が多いかもしれません。
発音についても最初はあまり細かく悩まず、ざっくりと理解し、勉強を進めながら発音のコツを学んでいくのがおすすめです。
初級の段階で発音を意識して練習するのももちろん大事なことですが、耳が慣れていない初級ではなかなかポイントを捉えにくく、こだわりすぎると挫折に繋がってしまう可能性があるので要注意です。
順番③:単語を覚える
読みと発音がなんとなくできるようになったら、単語を覚えていきましょう。
単語学習は教材を使って行なっても良いですし、最近ではYoutubeで初級単語を教えてくれる動画などもあります。
好きなアイドルがいれば、歌やバラエティーの字幕などを見て勉強してもいいかもしれませんね。
順番④:文法を覚える
韓国語の文法は日本語にとてもよく似ており、韓国語は日本人にとって学びやすい言語の1つです。
基本的には日本語の文章の並びを韓国語に当てはめると、そのまま文章が完成します。
そのため、初心者の方は「-입나다 (〜です)」「-입니까? (〜ですか?)」などの基本文法を学び、助詞をしっかりと覚えましょう。
助詞の「てにをは」を押さえることで、韓国語の文章作りが一気に楽にできるようになりますよ!
順番⑤:会話を覚える
基本的な単語と文法を押さえたら、次は会話にチャレンジしてみましょう。
会話はアウトプットなので、自分の頭で今まで学んだものを組み立てる力が求められます。
最初は難しいので、ゆっくり時間をかけながら練習していってくださいね。
自分で文章を作るのが難しい場合はフレーズを覚えてそのまま使うのもおすすめです!
ドラマやバラエティなどでよく聞くフレーズを日頃から注意して聞くと、会話のヒントになりそうですね。
初心者が韓国語を勉強する方法
次は韓国語の勉強法について見ていきましょう!
参考書を使って勉強するというイメージが強い語学学習ですが、現在はさまざまな方法で学習をすることができます。
方法①:アプリで勉強する
スマホが必須の現代だからこそ、最近ではアプリを活用した勉強法が人気となっています。
ハングルの読み方をクイズ形式で学べるアプリや、オリジナルの単語帳を作って隙間時間に活用できるものなど、その種類はさまざま!
自分の苦手や勉強したいジャンルに合わせた韓国語アプリを取り入れて活用できるといいですね。
ちなみにitalkiならアプリ1つで単語帳、ポッドキャスト、クイズ、作文添削、マンツーマン韓国語レッスンを行うことができます。
韓国語学習を始めるならまずitalkiのアプリを使ってみてください!
方法②:本(参考書)で勉強する
私たちに一番身近な勉強法はやはり、参考書を使った勉強ですよね。
現在は韓国語の需要も増え、本屋さんにいくとたくさんの韓国語学習教材が並んでいます。
テレビやネットなど、韓国語を学べるコンテンツは生活の中にありふれていますが、効率よく必要な情報をインプットする際にはやはり本を使う勉強がおすすめです。
ですが、最初はできるだけ、厚い教材は避け、手軽にできそうな参考書を選ぶようにしてください。
あまりに厚く、情報量の多い教材は挫折の元となります。
購入の際は、ぜひ本屋さんに行って自分がやってみたい!と感じる教材を探してみてくださいね。
方法③:ドラマ・映画で勉強する
教材の勉強に飽きた時など、気分転換にもおすすめなのがドラマや映画を使った勉強です。
最近はネット配信サービスなどの普及により、韓国で放送されているドラマがリアルタイムで視聴できるようになってきました。
さらに現在は韓国語字幕や日本語字幕を同時につけるサービスもあるため、ハングルを読む練習をしたり、単語を視覚的に覚えることにも役立ちます。
自分の好きなシーンを見つけて、主人公になりきってセリフを言ったり、友達同士セリフの読み合いをしながら勉強しても楽しそうですね。
【関連記事】韓国語を話す練習はどうやってやる?”留学いらず”で確実に上達する方法
方法④:K-POPで勉強する
K-POPアイドルをきっかけに韓国語の勉強を始めた方も多いのではないのでしょうか?
好きなアイドルや俳優さんがいると勉強のモチベーションも上がりますよね。
実はいつも聞いているK-POPの楽曲でも韓国語の勉強を十分にすることができます。
ハングルを覚えたての初級の方はまず、歌詞を見ながら楽曲に合わせて一緒に歌ってみましょう。
最初から全て完璧に歌うのは無理なので、ハングルが読める場所を追いかけるだけで大丈夫です。
楽曲に合わせて歌うためにはハングルをスピーディーに読む力が求められます。
繰り返し練習しているうちに自然とハングルを早く読むことができるようになりますので、焦らずに続けていきましょう。
慣れてきたら、単語や文法に目を向けて歌詞を翻訳すると、さらに理解が深まります。
方法⑤:ブログで勉強する
最近は韓国語の学習ブログを運営する人も増えており、わざわざ教材を買わなくても高クオリティの情報をサイトから手に入れることができます。
インターネット検索をして自分のお気に入りのブログを見つけてみてもいいかもしれませんね。
他にも韓国語の勉強法や勉強に役立つサイトを紹介しているブログもあるので、韓国語の勉強に悩んだ際はぜひキーワード検索でヒントを探してみましょう。
方法⑥:オンライン韓国語教室で勉強する
コロナの流行をきっかけに利用者が増えているのがオンラインを利用した韓国語教室です。
オンラインであれば、移動時間を節約したり人との接触を避けていつでもどこでも韓国語のレッスンを受講できます。
家の周囲に韓国語教室がなくても質の高い授業を受けれるのは嬉しいですね。
さらにレッスンを予約することで、半強制的に勉強することができるため、1人だとなかなかモチベーションが上がらない方にもおすすめです。
先生から韓国語を学ぶことでインプットとアウトプットを同時に効率よく行えるのも語学学習者には嬉しいポイントです。
まずは、体験レッスンを受けてみましょう。
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方法⑦:YouTubeで勉強する
最後におすすめしたいのがYouTubeを使った勉強法です。
YouTubeでは参考書では学べないネイティブ特有の言い回しや、今流行りの言葉を楽しみながら学ぶことができます。
またネイティブの生の発音やイントネーションを繰り返し聞いたり、スピード調整ができるのもYouTubeならでは。
1回の動画があまり長くなく、飽きることもないので隙間時間を見つけて学習することができます。
「テキストで勉強するのに疲れた!」「机に向かって勉強するのが苦手!」という方はYouTubeを使った学習を取り入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は韓国語を挫折しないための勉強法と、韓国語の始め方について紹介してきました。
最近はインターネットの発展により、韓国語に触れる機会が作りやすくなってきています。
韓国語の学習とともに、色々な勉強法に挑戦しながら自分オリジナルの勉強方法を開拓していきましょう。
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